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ゲームのプレイ日記や感想です。
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writer:nmf 2025-04-29(Tue)  
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Virtua Fighter 5 FS
writer:nmf 2012-06-17(Sun) PS3 
VF5FSがダウンロード専用で発売されました。ゲーム本体の他、キャラカスタマイズ用のデータが別個に販売されています。

バーチャのタイトルはアーケードでは対戦の異常な程の盛り上がり、セガサターンのローンチでセガ初のミリオンセラー、という過去の状況を振り返ると、一応最新作(とは言え5が出て6年、FSのバージョンになって2年だったかな)のFSがダウンロード専売というのも隔世の感がします。

FSは殆ど触っていなかったので、キャラの技やコマンドが大幅に変わっていて驚きました。然も、それぞれのキャラの特徴的な技に手を入れているので、キャラによっては違和感を覚えるかもしれません。
初心者向けに技を整理して簡素化している(上段投げは投げ抜け簡素化のため?斜め入力で終わる技がなくなった)のかと思ったら、特殊動作や構え中の技が増え、更に目押しが必要、といった複雑化された要素もあり、使用キャラのコマンドを覚えるのも結構大変です。

元々このゲームは(当時流行っていた2D格ゲーの)複雑なコマンド入力を排して、感覚的に技が出せるという点が遊びやすさ、動かした時の気持ちよさに繋がっていたと思うのですが、目押しが必要とか、晶の連続打撃技とか、シリーズが進むことで結局は格ゲーに固有の複雑な入力に回帰してしまったように思います。

また、初期のバーチャは一撃に重さが感じられたのに、今作は全体的に動きが軽く、動かしても技を当てても爽快感が乏しいように感じました(5初期のゴムボールみたいにバウンドするキャラよりましかな)。しかも打撃系の投げ技は相手に当たっていないように見える時がある…。ポリゴン(もう死語?)で表現されているからこその挙動のリアルさ(格闘技としてのリアルさではなくても)、当たり判定のリアルさが、爽快感や納得感を生んでいたと思うので、その点でも少々残念に思えます。

技術的に最先端のゲームがアーケードゲームであった時代、初めてバーチャファイターの1作目を見たときの衝撃はやっぱり凄くて、しかも動かしたときの爽快感はそれまでのゲームと一線を画していました。3までは毎回進化を感じさせるゲームでした。
その後、徐々に家庭用ゲーム機の性能も上がり、PCゲームのグラフィックはそれを遙かに凌駕するようになって、仮想空間でキャラクターを動かしそこに没入するゲームとして、スカイリムもCODも体験してしまった今となっては、このゲームに古さを感じるのは仕方ないのかもしれません。

などと懐古趣味丸出しでこんな文章を書いていますが、管理人は対戦しても全然勝てないヘタレプレイヤーだったので、適当に割り引いてお読み下さい。
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