ゲームのプレイ日記や感想です。
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ジョジョの奇妙な冒険SS (5)
writer:nmf 2015-07-18(Sat) その他
ぼやきついでに、ジョジョ第3部アニメの感想続き。
DIO戦ではとにかく動きがかっこよくない。これはかなりマイナス要素です。
例えばDIOがジョセフから血を吸い取って復活する場面、それを見た承太郎が怒りに駆られて走り出すのですが、何故か右肩を上げたポーズのままで走ります。普通は両腕を振って走るので、片方の肩を上げたままなんてことはないと思うのですが、彼はそのまま走ります。更にランニングの練習のようにのんびりした走りで、全く緊迫感がありません。そのため承太郎の怒りが観ている側に伝わらない。ホンマに怒ってんのかなあ、この人、と思ってしまいます。
最後の戦いで、DIOが血の目潰しをした後にザ・ワールドとスタープラチナが激突する場面でも、先にザ・ワールドの蹴りが伸びきって、その後でスタープラチナが拳を撃つ、という流れになっているので、お互いの渾身の一撃がぶつかり合うというより、ザ・ワールドの止まった足にスタープラチナが拳を当てた様に見えてしまいます。
しかも蹴りのモーションからすると、足を承太郎に向けて真っ直ぐ伸ばしているのに、正対したスタープラチナのストレートパンチがザ・ワールドの伸ばした足の膝下辺りに当たっているのは変に思えます。場面場面を切り取って繋げているだけのようであり、一連の動きに連続性が感じられないので、全力の打撃がぶつかり合うという爽快感がありません。
キャラの体型は、肩幅の広さや上半身の厚みに比較して、腰回りや手足は貧相で結構適当に見えます。そのため、ただでさえ動かないのにその動きも映えないという笑えない状態になっています。キャラを遠景で捉えている場面は、顔ではなく動きを見せることになるのに、体のバランスが悪い上に動きもぎこちないので、かなり残念な見栄えです。
例えば承太郎がバイクを蹴って動かす場面、蹴りも変だし、バイクとの位置関係も合ってないしで、思わず三度見しました。DIOが這いつくばって逃げようとする場面も、絵がちょっとというかかなり雑でしたし…。
そういうシーンは軽く流して、原作再現度の高い顔のアップの場面を注視すべきなのでしょう。
演出についても、台詞の長さが冗長に感じる場面が多々ありました。
DIOがナイフで負傷した承太郎に止めを刺しにくるところ、承太郎がDIOの頭部に打撃を当てた後で長々と台詞を喋っているのですが、そんなに口動かす隙あるんやったら、もう10発程どついといた方がええんとちゃう?と突っ込んでしまいたくなります。
長い台詞も漫画であれば文字で読むので、当然音読より速く読み取り、絵と整合を持たせて場面の時間経過を頭の中で処理していますが、それをアニメでやると長台詞を演技として声で読む訳ですから、漫画で読んで想像した以上に時間経過が長いことに気づかされてしまい、前述のような突っ込みも入ってしまうというものです。アニメの演出では、漫画との表現方法の違いを踏まえた上で独自の表現で示す必要があったのではないでしょうか。
アニメの最後は、仲間と撮った写真を見て承太郎が笑みを浮かべるという場面で締めくくられていますが、お互いに命を預けながら戦った、友といえる存在を何人も失ったばかりだというのに、喪失の哀しみを抑えている訳でもなく「泣くが嫌さに笑い候」という複雑な胸中を示している様でもなく、単純に、本当に単純に笑っているように見えてしまいました。
前回も書いたように、承太郎には秘めた怒りや熱さを感じなかったので、口の端を上げてクールに笑っている表情が、俺が主人公だから生き残るのは当然だ的な表情に見えてしまったなあ。
色々ぼやきましたが、一応顔のアップは原作の絵柄に似せてあるので、動きについて気にならないなら大丈夫でしょう。商品化される際には、ここに挙げた様な点は修正されているかもしれません。
DIO戦ではとにかく動きがかっこよくない。これはかなりマイナス要素です。
例えばDIOがジョセフから血を吸い取って復活する場面、それを見た承太郎が怒りに駆られて走り出すのですが、何故か右肩を上げたポーズのままで走ります。普通は両腕を振って走るので、片方の肩を上げたままなんてことはないと思うのですが、彼はそのまま走ります。更にランニングの練習のようにのんびりした走りで、全く緊迫感がありません。そのため承太郎の怒りが観ている側に伝わらない。ホンマに怒ってんのかなあ、この人、と思ってしまいます。
最後の戦いで、DIOが血の目潰しをした後にザ・ワールドとスタープラチナが激突する場面でも、先にザ・ワールドの蹴りが伸びきって、その後でスタープラチナが拳を撃つ、という流れになっているので、お互いの渾身の一撃がぶつかり合うというより、ザ・ワールドの止まった足にスタープラチナが拳を当てた様に見えてしまいます。
しかも蹴りのモーションからすると、足を承太郎に向けて真っ直ぐ伸ばしているのに、正対したスタープラチナのストレートパンチがザ・ワールドの伸ばした足の膝下辺りに当たっているのは変に思えます。場面場面を切り取って繋げているだけのようであり、一連の動きに連続性が感じられないので、全力の打撃がぶつかり合うという爽快感がありません。
キャラの体型は、肩幅の広さや上半身の厚みに比較して、腰回りや手足は貧相で結構適当に見えます。そのため、ただでさえ動かないのにその動きも映えないという笑えない状態になっています。キャラを遠景で捉えている場面は、顔ではなく動きを見せることになるのに、体のバランスが悪い上に動きもぎこちないので、かなり残念な見栄えです。
例えば承太郎がバイクを蹴って動かす場面、蹴りも変だし、バイクとの位置関係も合ってないしで、思わず三度見しました。DIOが這いつくばって逃げようとする場面も、絵がちょっとというかかなり雑でしたし…。
そういうシーンは軽く流して、原作再現度の高い顔のアップの場面を注視すべきなのでしょう。
演出についても、台詞の長さが冗長に感じる場面が多々ありました。
DIOがナイフで負傷した承太郎に止めを刺しにくるところ、承太郎がDIOの頭部に打撃を当てた後で長々と台詞を喋っているのですが、そんなに口動かす隙あるんやったら、もう10発程どついといた方がええんとちゃう?と突っ込んでしまいたくなります。
長い台詞も漫画であれば文字で読むので、当然音読より速く読み取り、絵と整合を持たせて場面の時間経過を頭の中で処理していますが、それをアニメでやると長台詞を演技として声で読む訳ですから、漫画で読んで想像した以上に時間経過が長いことに気づかされてしまい、前述のような突っ込みも入ってしまうというものです。アニメの演出では、漫画との表現方法の違いを踏まえた上で独自の表現で示す必要があったのではないでしょうか。
アニメの最後は、仲間と撮った写真を見て承太郎が笑みを浮かべるという場面で締めくくられていますが、お互いに命を預けながら戦った、友といえる存在を何人も失ったばかりだというのに、喪失の哀しみを抑えている訳でもなく「泣くが嫌さに笑い候」という複雑な胸中を示している様でもなく、単純に、本当に単純に笑っているように見えてしまいました。
前回も書いたように、承太郎には秘めた怒りや熱さを感じなかったので、口の端を上げてクールに笑っている表情が、俺が主人公だから生き残るのは当然だ的な表情に見えてしまったなあ。
色々ぼやきましたが、一応顔のアップは原作の絵柄に似せてあるので、動きについて気にならないなら大丈夫でしょう。商品化される際には、ここに挙げた様な点は修正されているかもしれません。
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