忍者ブログ
ゲームのプレイ日記や感想です。
[PR]
writer:nmf 2025-04-29(Tue)  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


Dragon Age Origins (37)
writer:nmf 2011-03-23(Wed) Dragon Age:Origins 
DA2が届くまでに何とか日本語版を1周クリアしました。結局人間貴族(男)で進めてしまったのですが、隅々まで日本語化されているのは本当にありがたい。道中のコンパニオン同士の与太話もちゃんと翻訳されているので、海外版プレイ時は分からなかったコンパニオンのちょっとした日常や心情なども分かって面白かったです。

モリガンとゼブランの会話で、ゼブランが「死よりも辛いこと」に「自分の選んだ主人に仕えられないこと」と返すのですが、主人公との会話で自分を側に置くことを何度も確かめることの真意、主人公の傍らに立って、共に進むことを本心から望んでいることが窺えて、飄々とした口ぶりながら根は本当に一途なキャラだと思いました。

ゼブランと言えば、外見は美しく、機知もあり会話が楽しい、コケットリーがあるようで惚れると一途、自分の過去を気にするか主人公に確かめてくるのに、主人公の過去を詮索したり、現在の行いを非難することは殆どない、プレゼントには素直に喜び、テントへの誘いも容易に応じてくれる上、テクニックに長けている、妊娠しない、心変わりして別れ話を持ち出しても、恨み言や泣き言は言わずに受け容れ、側に置いて友人であり続けてくれることを願う…と、ある意味理想的な恋人で、それが女性ではなく男性キャラ、というのが興味深いです。そんな都合の良い恋人は虚構の中にしか存在しないということなのか、ゼブランが女性キャラだったらありきたりだし、男性キャラだからこそ魅力的なのだろうと思います。


世の中には自分に似た人が3人はいると言いますが…。

日本語版では追加コンテンツも最初から入っていて、プレイすると高性能のアクセサリや武器、防具が本編にも追加されます。更にウォーデンズ・キープの保管箱に拾ったアイテムを入れておいてレベルが上がった頃に確認すると、素材のティアが上がっているので高く売れるという、お手軽な利殖もでき、高価格アイテムも複数購入できる程度には貯まります。

クリアまでプレイして、DAOはお話としても良くできたRPGだと改めて思いました。古典的かも知れませんが、艱難辛苦を乗り越え、最後に災厄の中心である巨大な敵と対峙し打ち倒すという展開にはカタストロフィーがあり、達成感が得られるものです。例えその後が、世界には平和が訪れました、めでたしめでたし、という単純なハッピーエンドではないにしても。

ただ、エンディングの後のスタッフロールで流れる音楽は、自分の好みからすると正直合っていないように思いました。ゲーム内はクラシカルな曲調が多かったので、エンディングも派手なオーケストラ曲を聴いてみたかった(プロコフィエフの「Ode on The End of War」みたいなの)。どうもああいう選曲だと、まるで合っていない主題歌がスタッフロールで流れる大作映画のようだと思ってしまう。
余談ですが、エンディングの派手な歌を歌っているジャレッド・レトは映画「アレキサンダー」でヘファイスティオンを演じています。こんなところでこの人の歌を聴くことになるとは思わなかった。



Awakeningも日本語版が発売されましたが、こちらはDA2をクリアしてからになりそうです。
PR

プロフィール
HN:
nmf
性別:
非公開
アクセス解析
Powered by [PR]
/ Design by sky hine / PR:忍者ブログ